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おやけ眼科の『10分でできる緑内障健診』40歳以上の方は全員対象です。
この健診はご予約なしでいつでも受けることが可能です。 房水の流れが悪いのが原因そもそも眼圧は、どうやって一定に保たれているのでしょうか。 目の中には、房水(ぼうすい)といって、目の組織に酸素や栄養を与えたり、目の中のいらなくなった物質を運んだり、目の形を保つ働きをしている透明な液体があります。 房水は、毛様体(もうようたい)で作られて瞳孔(どうこう)を通り、そのほとんどは偶角(ぐうかく)と呼ばれる排水溝(線維柱帯と呼ばれる)へと流れ、シュレム管から眼球の外の静脈へと吸収されていきます。また一部は隅角から毛様体の方へ流れ、吸収される経路もあります。 これらの流れが様々な理由で流れにくくなると、行き場のなくなった房水が目の中にたまり、眼圧が高くなります。高すぎる眼圧は緑内障を起こしやすくなりますので、緑内障には眼圧の検査が欠かせません。 原因は眼圧だけではない視神経が圧力に強いか弱いかには個人差があります。眼圧は正常範囲なのに緑内障を発症する正常眼圧緑内障は、視神経が圧力に弱くて正常な眼圧でも視神経を圧迫してしまうためではないかと考えられています。 このような緑内障は、眼圧の検査だけではわかりません。そのため、眼底検査で、視神経の状態をみる必要があるのです。眼底には視神経が束になって脳へと続いている、丸くくぼんだ視神経乳頭という部分がありますが、視神経が死んでしまうとこの部分がだんだんえぐれていきます。 |